GOP

不動産投資用語 GOP アイキャッチ
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定義

GOPとは、ホテル等の営業収益から営業費用を除いた営業総利益(Gross Operating Profit)をいう。
GOPは粗利益(償却前の利益)を表すため、ここでの営業費用には減価償却費を含まない。
ホテル業界などでは、売上から営業に直接関係する費用(人件費、食材費、水道光熱費、消耗品費、広告費など)を控除した後に残る利益を指すため、減価償却費、金利、税金等の非営業的費用は含まれない。
式で表すと次のようになる。

GOP = 営業収入 − 営業費用(減価償却費を除く)

なお、売上高に対するGOPの比率をGOPマージン(GOP比率)という。


参考資料

  • 『企業価値評価 第6版[上・下]』(マッキンゼー・アンド・カンパニー)
  • 『コーポレートファイナンス 戦略と実践』(田中慎一・保田隆明)
  • 『改訂5版 M&A実務のすべて』(有限責任監査法人トーマツ)

定義の解説

ホテルのGOPは、企業(特にホテルやサービス業)の営業活動の収益性を測るための代表的な利益指標であり、営業活動によってどれだけ現金的な利益が生み出されているかを把握するために用いられる。
ホテルのGOPは、EBITDA(利払前・税引前・減価償却前利益 )とほぼ同義の概念であり、いずれもキャッシュフロー創出能力の測定に用いられる。

ホテル経営などでは、GOP率(GOP ÷ 売上高)は経営効率の指標として重視され、例えばシティホテルでは20%~30%程度が多い。また、GOPは支配人や経営層の成果評価にも使われ、売上を伸ばすだけでなく、経費を適切にコントロールし、利益率を維持する管理能力を測る役割を果たす。

なお、ホテルの不動産オーナー、経営者、運営者が別々の場合、基本的にはGOPをこの3者で分けることになる。

関連用語

用語意味・関係
EBITDA利払前・税引前・減価償却前利益。GOPと同義または近似概念。イービットダーやイービットディーエーなどと呼ばれる。
GOP率(GOP Margin)売上高に対するGOPの割合(=GOP ÷ 売上高 × 100%)。
ホテルKPIRevPAR(客室稼働率×平均客室単価)、ADR(平均客室単価)などとともに用いられる主要指標。
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