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定義
コア型(Core)とは、安定した稼働率と立地条件を持つ優良不動産を長期的に保有し、主として賃料収入(インカム・リターン)による安定的な運用を目的とするローリスク・ローリターン型の不動産投資戦略をいう。
鑑定はかせ「コア型」は、いわば“不動産投資の王道”じゃ。安定運用を重視する機関投資家や年金基金が好むスタイルで、オフィスや住宅、商業施設など、立地・テナント・築年が優れた物件が中心になるぞい。



つまり、丸の内のオフィスビルのように派手さはないけど“安心感”があるってことね。安定したキャッシュフローを得たい長期投資家にはぴったり!
定義の解説
コア型投資は、不動産投資戦略の中で最もリスクが低く、安定した収益を重視するカテゴリーに分類される。
主な収益源は賃料収入(インカム・リターン)であり、短期的な売買益(キャピタル・リターン)を追求しない。
対象となる物件は、築浅・好立地・信用力の高いテナントが入居するオフィスビル、商業施設、物流施設、住宅など。
長期保有を前提とし、資本の保全と安定配当を重視するため、主に年金基金、生命保険会社、REIT(不動産投資信託)などが投資主体となる。
不動産投資戦略の体系における位置づけ
不動産投資は、リスク・リターンの水準によって以下の4つの戦略に分けられる。
| 投資戦略 | 主な利益源 | リスク水準 | 概要 |
|---|---|---|---|
| コア型(Core) | インカム・リターン | 低 | 安定稼働物件を長期保有し、賃料収入による安定運用を目的とする戦略。 |
| コアプラス型(Core Plus) | インカム+キャピタル | 中 | 安定収益を維持しつつ、軽微な改修や運営改善により収益向上を図る戦略。 |
| バリューアッド型(Value Add) | インカム+キャピタル強化 | 中〜高 | 割安物件に付加価値を与え、収益性と資産価値を積極的に高める戦略。 |
| オポチュニスティック型(Opportunistic) | キャピタル・リターン | 高 | 市場動向や再開発機会を捉え、高い値上がり益を狙う戦略。 |
関連用語
- インカム・リターン(Income Return):保有期間中の賃料収入などによる定常的利益。
- キャピタル・リターン(Capital Return):不動産の売却益など、一時的な価格上昇によって得られる利益。
- コアプラス(Core Plus):コア物件に軽微なバリューアップ要素を加えた中リスク型戦略。
- 安定稼働率(Occupancy Rate):入居率が高く、継続的に収益を生む状態。
- REIT(不動産投資信託):安定収益を重視した代表的なコア型運用主体。
